ブラームスのバイオリンソナタ
せんだって、諏訪内晶子さんが 三番をNHKで演奏していたらすい
きっとよその人はいいのは一番の「雨の歌」だろうって言うんだろうけど
私は救いようがない翳りの三番が大好き。特に第一楽章がいい
最初、安いので、往年よりも感情を抑えたあっさり塩味ラーメンのチョンキョンファを聴いて満足していたのですが、何だか物足りなくていたところ、中古屋でパールマンのライブ盤を見つけたわけです。
今のように、コンサートの会場で客を入れないで録音した「ライブ盤」ではなくて本当にお客さん入れて撮ってるので、バイオリンもピアノもノリノリなのがわかる。
上手だな~~とは思う。でも、ちょっとこってり豚骨系かな。
どなたのも好きなんですが
結局はシェリングになってしまいました。バイオリンがクレモナで、どうでしょう、日本人が大好きなストラスバリウスの繊細さより、やっぱり合ってるかなブラームスには。
んでもって、憎いことにスタインウェイではなく、ベーゼンドルファーなんですよピアノが。物作りの魂ですね。
こんな風に思ったんですよ。
ロシアの名曲を欧米や日本のオケがど派手にやるのもいいんだけど
とことん抑えた しずか~な、聞きようによっては 細い 本場の演奏が聞いてるうちにいいなと、これが本当なんだろうとか思う。
ソーラン節を沖縄のホテルのショーで聞いたような違和感を日本人が抱くようなもんなんだろうな。
なので、昨日発売になった「ロックプレリュード」はさておき
(日本じゃ全然売れない人だが、ドイツや英国欧州では人気者。ブンデスリーガーのオープニングセレモニーにも今年は登場してた。寒そうだったわ)
我が愛しのディビットギャレット様が十七歳の時にチャイコン録音したのはロシアのオケなんだけど、これがまた繊細で感情過多にならずいいんですよ。
若いときの神がかり的なチョンキョンファとか五嶋みどりの怨念こもりまくりの熱演も好きだけど。
ただ思うに、バイオリニストって【十七歳】でピークって、ジンクスでもあるんでしょうか?みどりさんもチョンさんも キラキラしてたのがそのくらいの年齢でしたよね。
つうか、デビットの場合、カップリングで入ってる「コーヌス」のバイオリン協奏曲が凄い隠れた名曲で、彼に合ってるのよ~~~~「コーヌス」で検索しても、歯の治療技術でしか出て来ない、誰も知らないロシアの作曲家なんだけどね。
ジャケットは最悪だけど。
で、ブラームスのピアノソロの方は ケンプの後継者、とことん正統派オピッツがいい。
若いときは 耐え難いほど憂鬱で退屈だった バラード集とか、年取るとしみるのよね。このアルバムもべーゼンドルファー使用。
一度聞いてしまうとやみつきになりそう、このピアノの音って。